30代でハゲが気になり始める人は多いです。
ある調査によると30代の12%が明らかな薄毛を発症しているというデータもあるほど。
私は28歳ごろに生え際がM字に後退し始めてきました。
何とかしようといろんな育毛剤を試したり、シャンプーを使ったりしましたが、全く効果はなし。
「さすがにヤバい…」と真剣に勉強した結果、今では生え際にはビッシリと濃い毛が揃っています。
30代のハゲを解消するためには、その原因を理解して効果的な対処をすればいいだけです。
この記事では、
・30代でハゲてしまう原因○○について
・30代のハゲに効果が認められている2つの方法
・ハゲを放っておくとどうなってしまうのか
について、私が勉強して育毛した経験を踏まえたまとめています。
生え際やつむじの薄毛が気になり始めている人は、最後まで読んでいただければ効果的な対処法を理解し、何をすればいいのかわかるかと思います。
30代ハゲの原因は5αリダクターゼ
そもそも男がハゲてしまう一番の原因は、脱毛命令を送る「5αリダクターゼの影響」だと考えられています。
5αリダクターゼの影響を受ければ受けるほど、生え際やつむじが薄くなっていくんです。
つまり、
「5αリダクターゼ」の活動をブロックすれば、”脱毛命令”は送られず、結果としてハゲがこれ以上酷くなることはないんです!
私がハゲ対策として育毛剤やシャンプーを使って効果がなかったのは、5αリダクターゼを抑える成分が含まれていなかったから。
30代のハゲ対策には、5αリダクターゼに働きかけることをしなければ意味がないのです。
じゃぁ、5αリダクターゼをブロックして薄毛に効く対策方法は?
30代ハゲの原因を抑えるのに効果的な2つの方法
5αリダクターゼを阻害して抜け毛の進行を抑えるために使われるのが、「フィナステリド(プロペシア)」という薬です。
フィナステリドを毎日のみ続けることによって、体内の5αリダクターゼを阻害し、生え際やつむじハゲをこれ以上酷くさせないように働きかけます。
人によっては、毎日飲み続けるだけでハゲが治った!という人もいるくらい強力な薬です。
しかし、フィナステリドの作用は強力であるため、副作用が心配されているのも事実です。
具体的には、「精力減退」「勃起不全」という男性機能に関するものや、「鬱」などの精神的なものまで。
また、フィナステリドは1度飲み始めるとずっと飲み続ける必要があります。
服用を中止してしまうと、ハゲは再発してしまい、どんどん酷くなってしまいます(これをリバウンドともいいます)。
そのため、服用期間が10年20年になることもあり、内臓への負担も心配されています。
さらに、フィナステリドをはじめとする薬を使ったハゲ治療は高額な医療費が必要なことも話題になっています。
ハゲ治療は保険の効かない自由診療なので、毎月3万円前後が相場、年間30万円から50万円程必要だと言われています(中には100万円程払う人も)。
副作用のリスク、金銭的なリスクを避けるために、育毛剤を使って自宅で手軽に対策する人も少なくありません。
30代ハゲ対策に育毛剤が選ばれている
一昔前の育毛剤は、「効果があるのかどうかわからない」と評価されることも珍しくありませんでした。
しかし、最近の育毛剤には5αリダクターゼに働きかける成分が含まれていたり、臨床実験で結果を出した成分が含まれることも増えてきました。
中には、実際に人に使った実験で結果を出したり、医学雑誌にその効果が掲載されることも。
また、育毛剤は薬ではないため副作用のリスクはほとんどないのも人気の理由です。
自宅で手ごろな値段で毎月続けられるので、30代ハゲが気になる人も多くが育毛剤を試しています。
私が28歳で生え際ハゲが気になり始めたときも、育毛剤を使って復活までたどり着けました。
当初は病院での治療も検討しましたが、どうしても副作用が心配だったので育毛剤を使うようになりました。
育毛剤でも実感する人はたくさんいるので、迷っているならまずは育毛剤を試してみると良いと思います。
一番良くないのは、ハゲが気になり始めているのに何もしないこと。
男のハゲを放っておくと、日に日に酷くなっていくので、1日でも早く対策に取り組むことが重要です。
私が使って実感できた育毛剤は、次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
参考:若ハゲにおすすめの育毛剤はどれ?10本以上使ってきた専門家がランキングで紹介
育毛剤と薬の効果の違いを比べてみました
育毛剤 | 薬 | |
効果 | 発毛促進/抜け毛の予防 | 発毛/抜け毛の進行抑制 |
副作用 | ほとんど心配なし | 勃起不全・精力減退・多毛症など |
費用 | 5,000円~10,000円程度 | 3万円ていど |
購入方法 | 通販・薬局 | 病院 |
単純に効果を比べてみると、当然薬の方が期待できます。当たり前ですよね。
ただ、その反動で副作用のリスクは避けることはできません。
そのため、既にハゲが酷くて何としても副作用のリスクを覚悟で治療する場合は病院を受診することをお勧めします。
ハゲ治療を専門に取り扱う病院で治療することで、6か月から1年程度で実感する人が多いです。
一方、「勃起不全などの副作用は避けたい」「できるだけ低予算で自宅で何とかしたい」という場合は育毛剤を使うと良いです。
薬と比べれば当然効果は劣ってしまいますが、それでもしっかりと実感している人はたくさんいます。
特に最近の育毛剤は、30代のハゲ対策としても期待されている成分を含むものが多いので、まずは育毛剤を使ってみるのはありです。
ブログやサイトで成分分析などをしている専門家も、最近の育毛剤を評価している人は多いですからね。
育毛剤についてのよくある質問
本当に効果はあるの?
育毛剤は薬ではないので、毛のない所から毛を生えさせることはできません(発毛効果はない)。
つまり、次の写真のように既にツルツルになるくらいハゲが酷い場合は効きません。
ここまで進行していると育毛剤は効かない
一方、まだ細い毛や産毛が生えている状態なら育毛剤を使って実感する人はたくさんいます。
これくらいの初期なら育毛剤で実感する人は多い
育毛剤は今生えている毛を育毛するためのモノです。
ハゲ初期の場合、毛が細くなって地肌が透けるようになっているので、まずは育毛して密度を増やせば、地肌が透けることはなくなります。
つむじハゲなら、つむじ周りの地肌が見えることはなくなります。
生え際ハゲなら、前髪のスカスカが気にならなくなり、M字やオデコの後退も目立たなくなります。
ハゲの進行状況によっても育毛剤が効くかどうかは変わってきますが、まだ毛が生えているなら期待できますよ。
どれくらいで効果があるの?
育毛剤を使う場合も、病院で治療する場合も、3か月から6か月程度は必要です。
病院のお医者さんによっては1年程度続けないといけない!と言われる方もいるくらいです。
育毛は一朝一夕に結果が出るわけではないので、まずは3か月は続けておいた方がいいですね。
まとめ
30代でハゲが気になり始めたら、1日でも早く対策に取り組むことが大事です。
何もしなければ、抜け毛はどんどん酷くなり、薄毛はどんどん目立つようになります。
(ハゲてしまう人のほとんどは、放っておいて取り返しがつかなくなるパターンのようです…)
薄毛に効くと効果が認められているのは「薬」「育毛剤」の2つしかありません。
それぞれメリット・デメリットがあるので、あなたに合った対策に取り組むことをお勧めします。
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