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放射線技術部はスペシャリストが集う病院にとってなくてはならない職場です。がん専門病院で、高度がん医療の最前線に立つ放射線技師のみなさんに、ここならではの仕事のおもしろさや、やりがいについて語り尽くしていただきました。
専門病院にさまざまなチャンスあり

放射線技術部
- A技師
- がんセンターには24人の放射線技師がいます。新人で入ってきた人には、まず当直ができるようにスキルを身につけていただきます。それからその人に向いているセクションに配置することになります。
仕事量は多いといっても、一般病院と比べると全然たいしたことはありませんね。特に治療関係は、一症例あたりに携わる放射線技師の数が多いですし。 - B技師
- 外来のほうも多いと思いますよ。症例数が多いので、とても勉強になります。
- A技師
- 放射線技術部の守備範囲はかなり広いです。放射線治療に関しては、密封線源による放射線治療にしても非密封治療にしても、IMRT、定位照射などすべてありますから、おもしろいですし、ここにいて通用すればどこに行っても放射線技師として立派につとめられると思いますよ。
- C技師
- 僕は埼玉県立小児病院からここに来たのですが、がんセンターのいいところは撮影のプロトコル決めのかなりの部分を技師に任せてくれることです。おかしなプロトコルを作ると、診断を損なうことにもなりかねませんから、逆に言えば、それだけ責任を負うことになるのでやりがいもありますし。
- B技師
- それにこの病院は、ドクターとの連携も、相談すれば話には乗ってもらえるし、そんなに話しにくいということはありません。ドクターからも、「コメディカルに何かを依頼して拒否されるということがないのでとても助かっている」と言われます。
- A技師
- 以前いた病院と比べると、ここではファースト・レポートを書かせてもらうことが多いです。それを医師がダブルチェックして確定診断にするわけですが、本気でそういうことをやりたい人にはいろいろなチャンスがあるところだと思いますね。
- C技師
- それと、休みはだいたい希望通りにとれるように、みんなでカバーしあっています。他の県立病院と兼務してない場合は、がんセンターは救急がありませんから、急に呼び出されるようなことはないですし。土曜日に出勤しなければならないということはありますが、家族との時間が犠牲になることはあまりないですよ。
スペシャリストになりたい人におすすめ!
- B技師
- ここの特色はチーム医療なのですが、看護師さんともうまくやれてますし。医療面で問題が起きていないということは、全体がうまくカバーし合っているということなんでしょうね。
- C技師
- この病院に限った話ではありませんが、看護師さんがカバーできる部分はとてもたくさんあるので、もっと看護師さんの数を増やしたほうがいいことはまちがいがないでしょうね。
- A技師
- 当院はがん拠点病院ということもあって、これからますます放射線治療に力を入れていくことになると思います。放射線技師としては、がん専門病院は、一度はやっておいて損のない専門性のある仕事だと思いますね。「がん医療にかかわりたい、スペシャリストになりたい」というビジョンを持っている人には、やりがいがあるし、とくにおすすめの職場です。
- B技師
- いろんな病変についての検査方法は、通り一遍ではまかないきれません。さまざまなスタイルがあるわけですが、それらを取得するためには、この病院はかなりためになると思います。
- C技師
- 検査の項目も多いですからね。自分の進んでいく将来を見つけたい人にもよいのではないでしょうか。放射線治療・放射線診断をやりたい人にとっては天国だと思いますよ。
検査技術部 座談会「すべては患者さんのために」をモットーに

採血後1時間程度で結果を出す腫瘍マーカー検査
がんセンターでは腫瘍マーカー検査を診察前検査で行っています。正確で迅速な結果報告ができるようなシステムを構築し、採血後1時間程度で結果が外来に報告しています。高度がん治療を支える検査技術部の雰囲気はこんな感じです。
がん専門病院ならではの充実度!
- 新人A
- 私は検査技術部に入って1年目で、心電図・肺機能・超音波検査などの生理機能検査を担当しています。先輩方に優しくしていただいて、かなり恵まれた環境にあると思っています。
- 新人B
- 私は生化学検査を担当しています。3年目です。ここでは学会発表や検査技師会主催の勉強会に参加させていただいて、自分のレベルアップにつながっていると思います。学会発表は率先的に行かせてもらっています。
- 新人A
- 私も今年、学会で発表させていただくことになっています。
- 部長
- 学会発表は、検査技術部ではノルマみたいなものです(笑)。
- 新人B
- がんセンターの検査技術部では、先輩には細かいところまで教えていただけて助かります。
当直は月に2~3回ありますが、休暇もとりやすい環境にあります。 - 中堅A
- やはり最近は、職場環境も変わりましたので、人にマッチした職場対応を行うように心がけています。「仕事だけがすべて」という職場ではなく、勉強もできるし、遊びもできる、休みもちゃんと取れる。ルーチンワークだけでなくある程度の教育が授けられる、充実した環境を整えるように努力しています。若い人でもどんどん発言できる雰囲気がありますね。
「すごくやさしくて親切な人たち」です!
- 中堅B
- 私は血液検査を担当していますが、がんセンターでは小規模病院ではなかなか出合えないような希少症例をみることができます。
- 中堅C
- 患者さんは、私たちの祖父母の世代の人がどうしても多いので、いろんな年代の人と話ができるようにもなりましたね。
- 部長
- 検査技術部のモットーは、「すべては患者さんのために」です。
検体を使って研究したり、メーカーと共同研究したり、これらはすべて患者さんに還元できることですから、患者さんのために検査技術部が一丸となって取り組んでいます。
また、民間病院の方でがんの超音波検査や腫瘍マーカー等の研修を希望される方は、当部としては積極的に受けるようにしています。大学などから臨床検査技師の実習生の研修も受け入れています。現在3校から受け入れ中です。
そういえば東京都内からインターンシップで来ていた大学生に言われたのですが、「他の病院に比べると、がんセンターの人たちはすごくやさしくて親切だ。ここに来たらもう他の病院には行きたくない」なんて言われたことがあります。ここの雰囲気をよく表している話としてご紹介しておきます。
