埼玉県立がんセンターは、都道府県がん診療連携拠点病院として、地域の高度がん医療とがん研究の中枢機能を担う、がん専門病院です。

〒362-0806埼玉県北足立郡伊奈町小室818  電話/048-722-1111(代表) FAX /048-722-1129

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腫瘍診断・予防科

特色・専門分野

  •  私たちのからだは、約60兆個の細胞から構成されています。それらの細胞は、お互いに協調して成長や健康維持のために働いています。そのかじ取りをしているのが、細胞の中にある遺伝情報です。その遺伝情報(DNA)に変化がおこり、それが蓄積されることによって細胞の性質が変わってしまうことがあります。がんは、このように正常な細胞が性質を変えながら発症する病気です。がん細胞は、無秩序に増殖したり、周囲に浸潤したり、遠くの臓器に転移したりしますが、こうした性質は、まさに遺伝子が変化したことによりもたらされるものです。そのため、がん細胞の中で起こった遺伝子の変化を調べることは、癌細胞の性質を知る手がかりになります。その情報をもとに、一部の抗がん剤では、治療効果を予測することが出来るようになりました。 腫瘍診断・予防科では、遺伝子解析技術を用いて患者さんに最もあった治療法の選択、抗がん剤の副作用の予測、癌体質の予測など、一人ひとりの患者さんに合ったオーダーメイド医療を提供しております。

(注) 遺伝情報のうち、蛋白質を作るための情報を担っている部分を「遺伝子」と呼びます。遺伝情報はDNAという形で細胞の核と呼ばれる場所に存在します。

EGFR、KRAS、BRAF遺伝子検査

肺癌や大腸癌では、上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)に対する分子標的治療薬を用いる治療を行うことがありますが、遺伝子検査で治療効果が期待できるかどうかの予測を行います。また、膵臓がんや悪性黒色腫の転移の有無を高感度な遺伝子検査にて判定いたします。

造血器腫瘍関連遺伝子検査

白血病や悪性リンパ腫の遺伝子診断や治療効果判定のための遺伝子検査を行っています。

その他、診断や治療に関わる重要な遺伝子検査を実施しております。

遺伝カウンセリング

遺伝性大腸癌や家族性乳がんなど遺伝性腫瘍(がん体質)に関する専門外来を実施しております。遺伝性腫瘍はその頻度が低いため、病気の情報が得られにくいことが多く、また、どこで相談したらよいかその窓口が分からないことも少なくありません。当科では、遺伝性腫瘍の診断、予防、治療、家族への遺伝、遺伝子診断などに関する情報を提供し、がんの遺伝に対する不安や悩みなどに対して、一緒に考え解決できるよう支援していきます。

遺伝カウンセリング外来

スタッフ

あかぎ きわむ
赤木 究

科長兼部長 
昭和61年 
宮崎医科大学卒
(熊本大学第二内科) 
平成4年
熊本大学大学院卒

専門
腫瘍の遺伝子診断、腫瘍遺伝学
資格
日本家族性腫瘍学会 評議員
日本遺伝カウンセリング学会 評議員
臨床遺伝専門医・指導医
臨床検査管理医

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