埼玉県立がんセンターは、都道府県がん診療連携拠点病院として、地域の高度がん医療とがん研究の中枢機能を担う、がん専門病院です。

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泌尿器科

特色・専門分野

泌尿器科というと馴染みが薄い方もいらっしゃるかと思いますが、図1をご覧いただくと分かるとおり広い範囲の癌を治療しています。埼玉県立がんセンターではより負担が少なく、体の機能を損なうことの少ない治療を提供するように努力しています。特に力を入れている4つの癌について簡単にご紹介します。

1)前立腺がん:以前は早期発見が難しいがんの一つでしたが、最近PSA(前立腺特異抗原)という血液検査が普及したことで多くの場合根治できる段階で診断出来るようになりました。もともと日本やアジア諸国では少ないとされていましたが、生活環境の欧米化、高齢化などの理由で患者さんの数は激増しており、将来は男性が罹るがんの中で肺がんに次いで2番目に多いものになると予測されています。それにつれて前立腺がんで亡くなる方の数も増えており(図2)、なるべく早い段階から治療できるように前立腺検診を普及する努力が続けられています。当センターでは強度変調放射線治療(IMRT)、密封小線源永久挿入治療などの最先端の治療法を積極的に取り入れるだけでなく、根治手術(前立腺全摘術)においても勃起機能や排尿機能を可能な限り保持するように改良を加えています。

2)膀胱がん:がんの根が浅い場合は内視鏡手術で簡単に切除することができますが、再発が多いため繰り返し入院が必要になる場合が少なくありません。当センターでは手術直後に抗癌剤を膀胱内に注入する方法でなるべく再発しないように工夫を加えています。膀胱の筋肉まで達したがんは、膀胱を取る手術が標準ですが、抗癌剤と放射線治療を同時に行うことで膀胱を取らずにがんを治す治療を積極的に行っています。

3)腎臓がん:健康診断での超音波検査の普及により小さな早期がんの段階で発見される方が増えています。当センターでは7cm前後の傷で手術を終える小切開手術を取り入れており、早期の回復、痛みの軽減に効果をあげています。

4)精巣癌:痛みなどがほとんどないため診断時には転移を起こしてしまっている場合も少なくありません。精巣がんは抗がん剤や放射線治療が良く効くので転移があっても多くの場合根治できます。当センターでは特に転移のある症例の治療に力を入れており、新しい治療法を積極的に取り入れています。

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スタッフ

ひがし よつお
東 四雄

副病院長
昭和48年 
東京医科歯科大学卒 
(東京医科歯科大学泌尿器科)

専門
泌尿器癌
資格
日本泌尿器科学会専門医、指導医 
日本癌治療学会臨床試験登録医
かげやま ゆきお
影山幸雄

科長兼部長
昭和60年
東京医科歯科大学卒

専門
泌尿器癌
資格
日本泌尿器科学会専門医、指導医 
がん治療認定医
臨床研修指導医
ふくい なおたか
福井直隆

医長
平成14年
東京医科歯科大学卒

専門
泌尿器癌
資格
日本泌尿器科学会専門医
こうの ゆうすけ
河野友亮

医員
平成18年
東京医科歯科大学卒

専門
泌尿器癌