ホーム > がんセンター概要
ごあいさつ

埼玉県立がんセンターは、県民のがん克服の期待を担って、昭和50年11月に埼玉県百年記念事業の一環として開設されました。以来、発がんの研究から診断、治療および緩和ケアを含めたがん医療を推進してきました。開設時は200床でしたが、県民の皆様の医療ニーズの増大に対応するため病院の規模を拡大して平成10年には400床とし、がん医療に特化した専門病院として県のがん医療水準の向上に貢献してきました。近年病院の老朽化が著しいため、平成25年には500床の新たな病院の開設を目指しています。平成14年11月には、日本医療機能評価機構の認定を取得しています。平成17年4月には、安全と安心の医療環境の確立と推進のため医療安全管理室を設置し、専従のリスクマネージャを配置しています。平成19年3月には県民の皆様からの様々ながん相談に対応し、がん情報を発信するための相談支援センターを設置しています。また、平成20年2月には都道府県がん診療連携拠点病院の指定を受け、県内10ヶ所の地域がん診療連携拠点病院とともに地域の医療機関と連携して県内のがん医療レベルの向上と均てん化を図っています。国民の3人に1人ががんで亡くなるいま、がんは国民病とも言われていますが、今後は高齢化の進行とともに、がん患者も増えると予想されます。これに対して私たちは、埼玉県からがんで苦しむ人をなくそうというミッションを掲げ、職員が一丸となってがん克服に向けて取り組んでいきたいと思っています。
埼玉県立がんセンター病院長
田部井 敏夫
病院の理念
“唯惜命” 私達は生命の尊厳と倫理を重んじ、十分な医療情報提供と患者さんの自己決定権を尊重し博愛と奉仕の精神で医療を行います。
基本方針
埼玉県立がんセンターは、埼玉県の中核的がん専門医療機関として、医学、医療の進歩に対応した設備と機能を確保し、県民のがん医療に対するニーズに応えるため、次の基本方針のもとに、がん克服の努力をします。
- 高度・先進的な医療
がんに関する県内の中枢機関として、多様化し増大する県民の医療ニーズに対応できる高度・先進的ながん診療を実践します。 - チーム医療の提供
最新の技術と豊かな経験を有する専門職によるチーム医療を行い、信頼される医療の提供を目指します。 - 患者さん中心の医療
生命の尊重と人類愛に基づく患者さん中心の医療を目標にして、よりよい診療環境の整備と質の高い医療サービスの提供を心がけます。 - 診療情報等の適正管理
診療などに関する個人情報の適切な利用等を確保するとともに、不正アクセスや漏えいの予防措置等を講じ、患者さんが安心して医療を受けられる情報管理体制を築きます。 - 地域医療連携の推進
地域医療連携を推進し、緊密な情報交換により、医療の役割分担を明確にして、がん医療の協力体制を築きます。 - 職員研修と質の向上
がん専門職の養成(レジデント制度など)および医療従事者の教育・研修を行うことにより、県内の医療水準の向上に努めます。
患者さんの権利
私たちは埼玉県立がんセンターの理念に基づき、患者さんの権利を尊重した医療の提供に努めております。患者の皆様には以下のような権利が保障されております。
- 良質な医療を受ける権利
すべての人には差別なしに適切な医療を受ける権利があります。 - 医療情報の提供を受ける権利
自分が受ける処置や検査、治療に関して、十分な分かりやすい説明を受ける権利があります。 - 自己決定権
十分な納得できる説明に基づいて、治療計画等を自分の意志で決定する権利があります。治療計画等を拒否する権利もあります。 - 医療情報を知る権利
自分に関する医療情報を知る権利があります。埼玉県立がんセンターでは患者さんの診療情報開示の請求に対して、所定の手続きをとることで情報開示をしております。 - セカンドオピニオンを得る権利
自分の病気に関する診断や治療法などについて、他の医療機関の意見を聞きたい場合はその権利があります。 - プライバシーが守られる権利
患者さん個人の情報は、患者さんの承諾なく第三者に開示されない権利があります。 - 人間として尊厳を得る権利
治療の過程において個人としての人格を尊重される権利があります。
患者の皆様には、これらの権利を適切に行使して、私たち医療従事者と共に力をあわせ、治療に参画されることを期待します。
